06 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 08

或いは円周率を求むるやうに 

われわれは、およそ音のだす波の海の中におよいでゐるのである。

すべての音に完全に協和することなどできはしない。

どの音と協和することが重要なのかを考へ、

十と二に無理やりに区切られた不憫な世界とは違う、ほんとうの協和により近いものを探すのである。

されは、あるいは不可能であろうと考へられる挑戦であり、

洋琴の調律に完成がないのと同じであり、

自然万物物理の法則かあるいはデウスによって定められた限界であり、

およそひとの世がはじまってから続いている研究である。

われはこの果て無き作業をあたへられ

あさもひるもよるもなく

ただこの作業に没頭するのである。

すべてのものと協和することなどできはしないのに

さりながらそれをあきらめてはいけないのである

ここちのよい空間位置を探して

目盛りの見えないなかでそのたかさをはかりつづけるのである。
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category: 書き物

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janre: 音楽

Posted on 2012/01/19 Thu. 23:56  edit  |  tb: --  cm: --