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譜面台についての考察 

師匠に会った時に気になった事があったので聞いた


師匠の車に乗った
18の頃に一度乗せてもらった時の事を思い出した


師匠の車のトランクにテナーを積んだ

その時に折りたたみ式ではない、いわゆる本物の重い譜面台が見えた

その時、子供ながらに「プロになればあんなたいそうな譜面台を持ち歩くものなのか」
と、感じたのを覚えている


大人になった

周りを見てもそんな大げさなモノを持ち歩く人はいない

いつしか自分のなかでも少しの違和感と共に折りたたみ式の譜面台を持ち歩く事が常識になった

ピッグバンドをやると最前列で座奏するサックスは紙で作った譜面台を使う

もっともチューバックスなんてものを使っているから座奏などできない

サックスパートで僕だけ立奏で、折りたたみ式の譜面台をつかう

何となく違和感があり、僕は軽いが折りたたみ式でない大きな譜面台を買って使うようになった






師匠の車に15年ぶりに乗る

脳裏を大きな譜面台がよぎった

確かめてみると、いまでもその重い譜面台はそこに鎮座していた

尋ねてみた
随分大きな荷物になるのに、持ち歩くのですね、と。


答えは単純だった

「アレ(折りたたみ式の譜面台)は練習用だからね」

利便性につられて疎かになっていた感覚が戻った
どこのオーケストラで折りたたみ式が使われるだろうか

どこのホールに折りたたみ式が備えてあるだろうか

僕の違和感はこれだったか、とすっきりした



確かにイマドキではない。
演奏場所の事情が許さない事もあるだろう

でも不便で重く大きな譜面台は師匠が大切にしてきたお客様への礼儀であり、気持ちだったのだ


残念ながら僕は有名奏者でも何でもない

大きなステージに立つ機会などそう多くはない

だからこれからも違和感と共に折りたたみ式の譜面台を使うだろう


でも、これからはこの違和感を大事にして行こうと思っている
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category: 書き物

thread: LIVE、イベント

janre: 音楽

Posted on 2012/01/17 Tue. 22:21  edit  |  tb: --  cm: -- 

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